S6 最終96位 レート2075 FLOWカミカイリュー

 

初めまして。けちゃわちゃといいます。S6お疲れ様でした。

 

SV始まって以来一番といって良いほどハチャメチャな環境でイライラした人も多いと思います。僕はGWにあったシングル廚に参加し、楽しかったおかげでこのハチャメチャ環境にも関わらずポチベが最終日まで一切下がらず、平日に会社から帰ってきても睡眠時間を削って毎日のようにパオジアンとイーユイの怯みなどに文句をいいながら潜ってました。自分でも病気なのではないかと思ってます…

 

それもあってか今回は最終2桁を達成したので記念に構築記事を書こうと思います。最終日合宿を一緒にしていたおたけさん(@takepoketaka)とでぃーさん(@kyuinryoku_poke)も同じ軸を使用していたので(取り巻きとかは微妙に違うが)共同での執筆になります。

 

 

tn violet 最終96位

tn スカーレット 最終1648位

 

 

目次

1. コンセプト・構築経緯

2.ポケモン紹介

3.選出・きついポケモン

4.最後に

5.スペシャルサンクス

1. コンセプト・構築経緯

コンセプト

・エースである最強のカイリューを全力で通す

・受けだしは最低限にしてなるべく対面で倒す

陰キャポケモンには負けない

・流行るであろうセグカミラッシャ、カミラッシャに負けない

 

構築経緯

シーズン終盤までセグカミラッシャを使ってそこそこ勝っていたがパオジアンが全員電気テラバーストで破壊され毎日のように泣いていた。またシーズンが進むにつれてうまい人が増えチオンジェンやヘイラッシャやキョジも突破できなくなり軸を手放すことを決意。

 

シーズンが進むにつれてセグカミラッシャやカミラッシャのならびも増えてきてそれら+キョジやチオンジェンも勝てる新しい軸を探すため前期結果を残していたガブミトムミミッキュやキョジカイリューなど色々な構築を使用したがどれも馴染まず迷走していた。

 

迷走しすぎてチオンジェンミラー最強(だと思っていた)CS花粉団子チオンを考察していました。(4倍弱点でも一撃で倒せなくてまじで弱かった)


軸を迷っているときにおたけさんからフェアリーテラスの残飯カイリュー(竜舞、テラバ、地震、身代わり)が色んなポケモンを起点にできて強いと言われ実際につよそうなためこれを使うことを決意。(このとき5月29日夜)

 

        

              

 

このカイリューを全力で通すためにステロを巻いてくる筆頭であるディンルーに圧をかけられステロを解除できるイダイナキバと上から甘える痛み分けでカイリューの起点をつくり場を荒らせるブエナハバタクカミの2体が自身の頭の中でマッチしていると考えこの3体を軸に考えた。

 

                   

               


この3体だとパオジアンとミミッキュとサーフゴーがきついためめ最低限の物理のクッションになれ優秀な先制技バレパンでハバカミなどの環境トップのポケモンを縛れるHBゴツメハッサムとサフゴだけでなく圧倒的な火力と怯みで僕らを震え上がらせる耐久振りのスカーフイーユイを使用。

この五体だとテツノツツミがきつく悩んでいていい案が思い浮かばなかったがおたけさんが「チョッキイルカ強いっすよ」と言ってくれたのでおたけさんが使用していたイルカマンをそのまま使用させてもらった。

 

この6体にたどり着いた時間が最終日の夜1時だったためそこから4桁だったサブロムを救うために本格的に潜り始めた。自信があったが運と嚙み合いが悪く一生1300位にいたため夜3時ごろから500位ぐらいだったメインで特攻し始めた。

メインの戦績は最終日だけで12勝3敗だった。そのうちの2敗は怯みと急所の運負けでまともに負けたのはpaypayさんと戦った時だけ。6戦ぐらい終わった時から手ごたえ的に「これは2桁いける」と考えていた。

 

2.ポケモン紹介

 

カイリュー@食べ残し
テラスタイプ: 妖
特性: マルチスケイル
性格: 意地っ張り
技構成: テラバースト/地震/身代わり/龍舞
実数値: 193(212)-187(124)-122(52)-*-122(12)-114(108)
調整意図:
S: +1で陽気ガブ抜き
HB: A+1妖テラス状態で不一致イカサマを身代わりが確定耐え
HD: モロバレルのヘド爆を身代わりが乱数で耐えるように少し
A: A+1妖テラス状態でイカサマを身代わりが耐える範囲でなるべく高く

 

MVP。おたけ兄さんが考えた今シーズン最強のポケイモン。キョジ、チオンジェン、ヘイラッシャなどのあらゆる陰キャたちの前で舞っていった。残飯ヘイラッシャを起点にするのは守るとか組み合わせてきついように感じるが後述するイダイナキバがはたきおとすを持っているため残飯をなくせばガン起点だった。(ゆきなだれラッシャは切っていた)

またHBロトムに対してもおにびのタイミングで身代わりを張れば起点できる。

チオンジェンに対してはイカサマ持ちには竜舞せずにテラバ連打ということもしていた。

 

アーマーガが環境にあまりいなかったためそれも追い風だった。陰キャの前で身代わりを張ったら即勝ちの状況が何回もあった。

竜舞するタイミングでアンコツツミを投げられアンコールされるときついが残飯込みだとマルスケこみでフリドラ+ドロポン+ドロポンで9割の乱数でしか死なないためドロポン外しにビビッてドロポンを2回連続で打たずにフリドラを打ってくれればそのまま4舞したカイリューが完成しブエナつつみの上からテラバーストをぶち込んで後ろもすべて破壊したときは強すぎて引いていた。最初はアンコツツミを脅威に感じていたがドロポンが2連で当てる確率が49%なためこれらのことを考えるとツツミとは不利か有利か微妙な感じになった。ガチ最強。

 

2桁チャレでは最後パオを倒してくれた。ガチ最強

 

イダイナキバ@タスキ
テラスタイプ: 鋼
特性: 
性格:陽気
技構成: ぶちかまし/インファイト/はたきおとす/こうそくスピン
実数値: H191(4)-A181(236)-B153(12)-×-D73-S152(252)
調整意図:

S: 準速ミミッキュやキラフロルの上から動くため
HB: 特化マスカーニャのトリックフラワー+ふいうち2連最高乱数以外耐え。はたき落とすで珠を無くしたあとの特化ミミッキュのじゃれ影を約87%で耐える。

A: できるだけ高く

 

意地ミミッキュを上からはたき落とすのとキラフロルに仕事されるのがいやだったので最速にしたが初手にでてくるAS準速コノヨザルにも対面勝ててしまうなどの追加の利点もあった。

はたき落とすがガチでえらくキバを受けに来た構築単位で誘うヘイラッシャに対してぶちかます+はたきおとすを打つことで削り、回復ソースを無くし裏のカイリューの起点にした。はたきを押したターンにあくびをされた場合はカイリュー引きが安定し、ウェブタを押されたら相手が削れるのでそれでよし。タイミングを見計らってカイリューを着地させたら任務完了。理想は数的不利を取らないためにキバがしなずにカイリューを着地させるのが望ましいがキバが死んでもそのころにはラッシャの体力は残りわずかなためそのままカイリューでぶち抜けるため問題はない。

はたきおとすのおかげでセグカミラッシャにはガチで負けていない。カイリューには打点がないためそれだけが弱点だったが間違いなくこの構築を構成するうえで欠かせない名枠役だった。2桁チャレではパオのつららにひるむことなく動いてくれた偉大過ぎるキバ。大好きすぎる。

 

 

 

ハバタクカミ@ブエナ
テラスタイプ: 炎
特性: クウォークチャージ
性格: 臆病
技構成: ムンフォ/マジフレ/いたみわけ/甘える
実数値: 131(4)-*-103(220)-180(196)-157(12)-181(76)
調整意図:

HB: 意地ガブの地震確定耐え

      意地カイリュー地震確定耐え

    A4振りのハッサムのバレパン確定耐え

HD: 臆病ハバカミのシャドボ確定耐え
CS : S>Cになるように振り分け

 

S4でシグマさんが使っていたハバカミをそのまま使用。レンタルパを使ってこの型のハバカミを使ったことがあったため信頼していた。主な役割はカイリューの起点を作ることだがこいつ自信もめちゃくちゃ強く物理ポケモンとの打ち合いにはガチで強く甘えて痛み分けしているだけでこいつ一匹で相手のパーティが半壊したこともあった。最近はマジフレを切っている個体も多いためか相手のハッサムが悠長に剣舞積んできたりしたところに刺さった。

 

眼鏡で使っていた時は相手にテラスを切られるときつい場面が多かったが目の前のポケモンが物理だったらとりあえず甘えとけば良いためテラス択にならずに安定しけずれていた。ドクガに対して打点がないがマジフレ連打をすることでカイリューの起点にしていた。

 

調整はレギュレーションBの調整をそのまま使っていたのでもっと良い調整があるかもしれない。出た試合で大体活躍してくれた。ガチで神。



ハッサム@ゴツメ
テラスタイプ: 水
特性: テクニシャン
性格:
技構成: バレットパンチ/とんぼがえり/剣舞/どろぼう
実数値: H177(252)-A152(14)-B153(244)-×-D73-S66(0)Sの個体値8
調整意図:

S: カバルドン抜かれ、ミラーで後ろからとんぼするため
HB: できるだけ高く

A: 気持ちちょっと降りたかった

 

この構築唯一といってよいほどのクッションでありとんぼからカイリューやハバカミを安全に着地させるのが仕事。ミミッキュにじゃれつかれまくったり、パオにたくさん噛みつかれていた。バレパンが偉く少しでも体力が残っていればハバカミに対して仕事ができるため体力の管理がシビアだった。

 

またSの個体値を低くすることでカバだけじゃなくボルチェンしたテツノカイナなどの下からとんぼができるため相手はプランが崩されそのまま勝ちにつながることもあった。サフゴ意識でどろぼうを入れたが最終日全然選出されなかったため他の技でもよかったかもしれない。

 

今回は相手に不意の炎テラスを切られなかったため活躍してくれた。しかしテラスを切られてもその場合はイルカマンの一貫ができるため選出次第では裏でカバーできる。

 

 

イーユイ@こだわりスカーフ
テラスタイプ: フェアリー
特性: 
性格:控え目
技構成: ふんえん/あくは/テラバ/オバヒ
実数値: H139(68)-x-B153(140)-C173(20)-D141(4)-S126(44)
調整意図:

 

HB:キノガッサマッハパンチ確定耐え、カイリューのノーマルテラス鉢巻神速93.75%耐え

C: 臆病C252振りの時と大体同じ実数値

S :スカーフなしで準速セグレイブ抜き

 

破壊の神。サフゴに圧をかける要員

シーズン5のアシレいぬ(ゆうた)さんのメガネイーユイの調整をそのままにしてスカーフつけました。

 

Sはスカーフ持った準速ツツミまでは抜ける。

イーユイの個体が足りなかったため眼鏡で使ってたやつをそのまま使用した。スカーフ持って意地ドラパルト抜きまでやるべきだった。でも環境的に耐久調整してるパオジアンとかも多く大体のパオジアンとかの上取れたのでよかった。

 

技はキノガッサ対面でワンちゃん相打ちできるようにふんえんにした。あとはテンプレ

 

キノガッサ対面でしっかり居座れる。これ重要です

 

 

 

イルカマン@とつげきチョッキ
テラスタイプ: 格闘
特性: マイティチェンジ
性格: 意地っ張り
技構成: ウェブタ/クイタン/ジェパン/ドレパン
実数値: ナイーブ 199(188)-125(188)-93(4)--96(108)-123(20)
            マイティ 199(188)-224(188)-118(4)--121(108)-123(20) 
調整意図(マイティ時):
S: 準速キノガッサ抜き
HB: カイリューの特化鉢巻逆鱗が乱数25%
HD: 臆病眼鏡ツツミの抜群フリドラ+等倍フリドラが乱数10.5%
A: ウェーブタックルが無振りパオジアンに乱数87.5%
    ウェーブタックルがH244B255カイリューに等倍で乱数2発89.4%
    ドレパン+ジェパンが無振りテツノツツミに乱数79.7%

 

影の立役者

あまり選出しなかったが選出画面での圧がすごく主に特殊との打ち合いのときに選出した。ヘイラッシャを呼びやすくそのままカイリューで起点にした。

 

ツツミも呼ぶがおたけ兄さんの神調整のおかげでそのままツツミを返りうちにしていた。自身がイルカマンの練度がなかったため使えるか心配だったが選出したときはしっかり活躍してくれた。また先述したハッサムとも相性がよく構築になくてはならない存在だった。フリドラ氷はやめてね。

 

3.選出・きついポケモン

選出

キバ(ハッサム)+ハバカミ+カイリュー

 

基本はこれ。初手にディンルーきそうなときはキバでパオから来そうなときはハッサムから投げた。ハッサムと炎タイプが初手対面して倒されたときはそのままカイリューで起点にしていく流れもあった。キバ+ハバカミ+カイリューの選出はハバカミラッシャには絶対に負けなかった

 

イルカ+ハッサムカイリュー

 

ツツミがいたときはこれが多かった。また殴り合いになりそうなときもこの選出をしていた。

 

ハッサム+イーユイ+カイリュー

 

アマガがいたとき用。結構ヤンキーしたり釣り交換しないときついかもしれない。

 

 

 

きついポケモン

・キョジドクガカイリュー

カイリューのアンコールで技が縛られるので、身代わりができずに塩漬けを入れられ、サイクルをすると毒菱が入るので基本的に勝てない。あとプレイヤーが上手すぎる。

・アーマーガア入りの受けサイクル

カイリューが唯一何もできない物理受けがアーマーガアなので、基本的に勝てない。選出が噛み合ったりすると奇跡的に勝てるレベル。特にイルカマンと組まれている時は初手降参レベル。

・毒菱+オニゴーリ

余程運が良くないと勝てない。構築の完成度が高すぎて、アンコールや呪いなどの回避策を用意していない本構築ではつけ入る隙がなかった。

・純正受けループ

今期一度もマッチングしていないが、多分勝てない。当たらないことで対策していた

 

 

最後に

先月は全然勝てなくて剣盾から始めた他の人がみんな結果を残しているのを見て悔しい思いをしていたので今月は頑張ろうと思っていました。それに加えて対戦オフに初めて参加してそこそこ結果が良かったのもポチベにつながったと思います。

 

また最終日にランクマ合宿をできたのもとても楽しかった!特に合宿中にでぃーさんと当たった時は笑いました。(急所で負けたのでゆるしません(笑))

 

最終日が平日だったので合宿に参加することをあきらめていましたが新人社員なのに有給を快く取らせてくれた課長とグループ長に感謝です。(さすがにオフ会があるので有給取るっていったらたまげていた。「オフ会って存在したんだ…」って言われて苦笑いしていた)

 

最終日の夜中まで構築が完成せず不安でしたが自分にとって満足できる結果になってよかった。今回は発想力があるおたけさんと色んなレンタルパを試していたため知識はあった僕とで化学反応がおきた結果がこの順位につながったと思います。会社のトイレで育成していた甲斐がありました。合宿参加した3人とも結果がでて良かった。

 

特に朝の9時直前におたけさんが僕のアイデアを取り入れたパーティで2桁チャレ通したときは自分のように嬉しかった。

 

今回は1ロムしかなかったため2桁で止めてしまいましたが次はもっと上を目指します。この構築にはそのポテンシャルがあったと思います。

 

スペシャルサンクス

・合宿を企画してくれ4月に飲み会に誘ってくれておたけさんとの接点を持たせてくれた、でぃーさん。

 

・シングル廚に誘ってくれて今期の最強のポケモンを教えてくれた、おたけさん。

 

・有給取らせてくれた上司と「ポケモン頑張ってきます」っていったら「頑張れよ!」って言ってくれた職場の人たち。

 

・最終日一緒に戦ってくれたポケモンたち

 

・対戦してくれたみんな